終活社会福祉士のブログ

福祉の専門家の視点からのエンディングノートを書く意義や終活のお話しを綴って行きます。

キョウイクとキョウヨウ④

よりよく生きるためのエンディングノート作成支援をして来た

 

終活社会福祉士 上田利枝です。

 

キョウイクとキョウヨウ

 

元々の教養がなければできないこと、

それは、上手な世代交代であったり、

他人の手が必要となった際に、

素直に手を借りる潔さです。

 

今日は、上手な世代交代について、

以前から考え、実践された方のお話しです。

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わたしとその方は、地域をよくするための

とある委員会で、一緒に委員を

務めておりました。

 

前期では、

「わしは70歳で全部、辞める!」

と公言されつつ、次回も委員を務めました。

これは、他の方々もわたしも

必要な貴重な存在であったので

当然とめましたし、それを聞き入れて

くださったのだと思います。

 

そして今期、最終会…。

 

「わしは引退や。あとは頼むぞ!」と

本当に引退することにしたようです。

当然、今回も困るのでとめましたが…。

 

その際、地域の重鎮でもある会長さんに、

 

「会長、あんたも一緒に辞めよう!

わしらができることはした。

後は無理や!あとは若い人たち

任せようや!」

 

と言われていました。

 

わたし…、任されても同じようには、

とても出来ません…。

 

そう困惑する一方で、

みなさんに惜しまれつつ…、

自身はやりきった、

後は若い世代に託したいという男気に

どこか感動している自分もいました。

 

いつか来るその日…、

わたしも、こうありたい…。

 

生涯現役の在り方、生き方

私に教育してくださいました。

引退する形で役を整理し、

後身に託す…

これもある意味、断捨離かもしれません。

 

生涯現役!もステキな生き方ですが、

一方で、この潔さには、

学ぶところが多々あると思います。

 

みなさんは、どう思われますか?!

 

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